トレフル

4つ葉のクローバーの形をしたチーズ「トレフル」

トレフル

ヨーロッパが原産のナチュラルチーズは円盤や円筒形型が多いのですが、中には「なぜこんな形に?」と思うような変わった形のチーズもあります。トレフルもそのひとつ。フランス語で「4つ葉のクローバー」という意味なのですが、その名前の通り4つ葉のクローバーの形をしているチーズです。

誕生は2005年

フランスのノルマンディー地方にあるカルヴァトス県で作られたヤギの生乳を原料にしているトレフルはシェーブルタイプのチーズです。トレフルとはフランス語で4つ葉のクローバーのこと。トレフルの形も4つ葉のクローバーの形をしています。フランスといえばヨーロッパ有数のチーズの生産国。100年以上の生産の歴史があるチーズもたくさんありますが、トレフルは2005年に製造が始まったまだ新しいチーズです。近年のチーズは脂肪分が高く、ねっとりとした舌触りとコクがある味のものが多いのですが、トレフルは舌触りは滑らかですが脂肪分は45%と決して高くはありません。ですから、「バターのような脂っぽいチーズは苦手」という方にもお勧めです

舌触りが滑らかなそのわけは

ヤギの生乳は牛の生乳に比べて脂肪分が低めです。ですからヤギの生乳でチーズを作るとポロポロとしたカッテージチーズのような舌触りになるのですね。加えてシェーブルタイプのチーズを熟成させると水分が抜けて固くなり、長期熟成したものはまるでチーズの干物のようになってしまいます。しかし、トレフルは表面を急速に乾燥させてまるで外皮のように固めてしまい、次に湿度の高い保管庫で熟成させることで中をとろりとしたまま塾際させることに成功したのです。ですから食べごろに熟成したものはまるでシロカビタイプのチーズのように、ナイフを当てるとトロリとした中身があふれ出てくるのですね。

お土産としてもお勧め

トレフルはまだ製造が始まって10年程度の新しいチーズですが、いまや都市部のチーズショップでは大抵見かけることができます。味もさることながら、4つ葉のクローバーという形が幸運を呼び込むということで、お祝いやプレゼントに大人気なんだとか。もしフランスに旅行に行くことがあったらお土産として買い求めても良いでしょう。前述したように中身がとてもマイルドになるように熟成させていますから、口に含むとほのかな酸味とミルクの旨みが舌の上に広がっていくのが感じられるでしょう。ヤギの生乳独特のクセや匂いはほとんど感じられませんので、シェーブルタイプ初心者の方も美味しく召し上がれますよ。

良く冷やした白ワインと一緒に

トレフルに限らず、シェーブルタイプのチーズは白ワインとの相性がばっちりです。チーズの酸味とワインの酸味がマッチするのでしょう。赤ワインは常温で楽しみますが、白ワインは良く冷やしてからテーブルへ持っていきましょう。逆にチーズは常温にしばらく置いておくと、中身が柔らかくなり舌触りもより滑らかになります。塩気も薄いので、はちみつと合わせてデザートにしてみても良いでしょう。その場合は、お酒ではなく濃い目に入れた紅茶やコーヒーに合わせてみてください。素敵なデザートになりますよ。チーズを甘くして食べる方法は下戸の方だけでなく、お年寄りやお子様にもお勧めです。

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