ステッペン

ドイツ製のモッツアレラチーズ「ステッペン」

ステッペン

ヨーロッパではある国でおいしいチーズが作られると、他国でも似たような製法のチーズが作られることがよくあります。そのひとつがイタリアのモッツアレラ。ステッペンはそのドイツ版なのです。

ドイツ版のモッツアレラチーズ

水牛の生乳で作られたイタリアのモッツアレラは、世界的にも有名ですよね。ステッペンはその製法をまねてドイツのバイエルン地方で作られている牛の生乳を原料としたチーズです。ヨーロッパではある国でおいしいチーズが作られると、他国でも製法を真似たチーズが作られることがよくあります。スイスのエメンタールなども各国で似たようなものが作られていますね。しかしまるで同じものを作るのではなく、各国ごとにオリジナルの要素を加えています。モッツアレラが水牛のチーズで作られたフレッシュタイプのチーズなのに対し、牛の生乳を原料とし、熟成させたステッペンはセミハードタイプのチーズです

熱を加えるとよく伸びる

ステッペンは真四角でクリーム色をしたチーズで、通常は100グラム単位でカットされて密閉されて売られています。モッツアレラチーズが純白でゴムのように弾力がありますから、一見すると同じような製法で作られたチーズとは思えません。しかし、ステッペンに熱を加えるとモッツアレラと同じように勢いよく伸びます。これを見ると、「あ、同じ製法で作られているのだな」と納得できますよ。味はモッツアレラがほとんど塩気がなく、ミルクの味だけなのに対し、ステッペンは穏やかな酸味としっかりとした塩味があります。モッツアレラだけをそのまま食べるのはちょっと辛いですが、ステッペンならばそのままおつまみやおやつにしても美味しく食べられます。

セミハードタイプの長所とは?

モッツアレラは熟成をさせないフレッシュタイプのチーズですから、できた手が一番おいしく、火がたつにつれて味が落ちていきます。しかし、ステッペンは熟成期間を経ていますからモッツアレラに比べて長期保存が可能です。ですから、大量に買ってちびちび使うことができるのですね。また、モッツアレラチーズはサイズが決まっていることが多いですが、ステッペンは100グラム単位の塊で売られていたり、溶けやすいように細かくカットされて売られていたりするなどバラエティに富んでいます。用途に合わせて買うことができるのでとても便利ですよ。

いつものお料理がもっとおいしくなるかも

日本では「とろけるチーズ」「ピザ用チーズ」などの名前でプロセスチーズが売られていますが、ステッペンはそれに比べると旨みに深みがあり伸びも段違いです。余計な癖や匂いがないので、料理に使っても素材の味を邪魔しません。いつものグラタンやピザ、パスタなどがもっとおいしくなること間違いなしです。また、工場で安定的な生産ができているせいか、100グラムあたり500円とお求めやすいのも魅力的です。思い切って大きな塊を買い、色々な使い方を楽しんでみても良いでしょう。

白ワインやロゼワインと楽しもう

ステッペンはモッツアレラに比べると塩味がしっかり効いていますから、そのままおつまみとして食べても美味しいです。ワインと合わせるならば赤ワインよりもスッキリとした白ワインやロゼワインがお勧めです。チーズ自体が無難な味ですから、ワインも個性的なものよりもテーブルワインとして気軽に楽しめるものの方が良く合うでしょう。

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