さけるチーズ
昔は地域道限定だった!? さけるチーズ
雪印メグミルク社より発売されている「さけるチーズ」棒状のチーズが簡単に縦にさけていく楽しさと、シコシコとした食感の楽しさから大人から子供まで大人気ですよね。この遊び心あふれるチーズは、本当に社員の遊び心から生まれたようです。雪印メグミルク社のHPによると「チーズがさけたら楽しいかも」という社員の一言が開発のきっかけだったとか。小渕沢の雪印メグミルクチーズ研究室で生まれ、最初は地域限定での発売だったようですが、あっという間に人気に火がつき全国発売へとなったそうです。
※出典雪印メグミルクHPよりhttp://www.meg-snow.com/sakechee/point.html
日本国外での名称はストリングスチーズ
では「さけるチーズ」はどのようにして作られるのでしょうか。実はそれほど難しい工程ではありません。
01 | チーズを80度程度のお湯につける |
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02 | チーズが柔らかくなったら餅のようにこねる |
03 | チーズを引っ張って伸ばし、折りたたんでまた伸ばす。この時に必ず一方方向にのみ伸ばし続ける |
04 | チーズが1センチ程度の直径になるまで15度程度の水の中で引っ張り続ける |
05 | 塩味をつけたり、他のフレーバーを添付して完成 |
まるでチーズの飴細工ですね。一方方向に伸ばすことで、あの独特の食感と縦にのみさけていく、という特徴が生まれるのです。
さけるチーズは自作できる!?
上記の工程を読んだ皆様の中には、自分で作ってみたいと思う人もいるかもしれません。実は、さけるチーズは自作が可能です。「さけるチーズ、自作」で検索すると「自作してみた」というブログやHPがいくつもヒットします。小学校の自由研究で作った、という人や、外国に在住していてさけるチーズが恋しくてたまらないからという人まで理由は様々。皆さま、さけるチーズが大好きなんですね。そんなさけるチーズを自作するためのポイントは下記のとおり
01 | 原料のチーズはモッツアレラチーズがおすすめ |
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02 | 80度のお湯はとても熱いので手袋をすること |
03 | ぐずぐずしているとチーズが固まってしまうので、作業はすばやく |
04 | 伸ばす方向を間違えると失敗 |
05 | 出来上がったチーズは味がないので、しばらく塩水につけておくとよい |
興味を持たれた方は一度作ってみるのはいかがでしょうか
さけるチーズのお料理いろいろ
さけるチーズはそのままおつまみやおやつにするのが一般的ですが、裂いてサラダにトッピングすると、ダイエットに効果的という声があります。低カロリーな野菜サラダに適度なコクが加わって、おなかも満足するのだとか。ダイエット中の方は一度試してみてはいかがでしょうか。
また
http://cookpad.com/recipe/2526814
このように、さけるチーズを輪切りにして焼いたら面白い食感のおつまみができたというレシピも紹介されています。
食べる人のアイデアによってさけるチーズはまだまだ美味しい食べ方が開発されそうですね。皆さんもただ裂いて食べるだけ、ではなく「こんなことをしたら美味しいのでは?」と思うことをどんどん試してみると、思わぬ発見があるかもしれません。