ルイ

好きな人にはたまらない匂い「ルイ」

ルイ

ルイと聞くとフランスの王様を思い浮かべる人も多いでしょう。でもこの「ルイ」はフランスのブルゴーニュで作られているウォッシュタイプのチーズです。とってもウォッシュタイプらしいチーズですので、チーズが大好きという方にお勧めです。

ウォッシュタイプのお手本のようなチーズ

ルイはフランスのブルゴーニュ地方で作られている牛の生乳を原料としたウォッシュタイプのチーズです。表面はアナトー色素を利用したことによる濃いオレンジ色で、中身はねっとりと納豆のような粘り気があります。最近は匂いが控えめなウォッシュタイプのチーズも増えてきましたが、塩味で表面を洗いながら熟成させたルイからは、ウォッシュタイプ独特の何とも言えない香りが強く漂ってきます。ですから、チーズの初心者は、匂いをかいだだけで「食べたくない」と思う方もいるかもしれません。ヨーロッパのナチュラルチーズになれた、上級者向けのチーズです。

中身は意外とマイルド

ウォッシュタイプのチーズはとにかく匂いばかりが言われますが、ルイの味はミルクの甘さの強い意外とマイルドな味です。後口にほろ苦さを感じますが、カマンベールよりもずっと弱く、「この味は好き」という人もいるかもしれません。また、熟成が進むにしたがって、ナッツのようなコクが出てきます。とてもバランスの取れた味なのですが、やっぱり臭いに味が打ち消されてしまう場合もあり、おいしい、と感じるまで時間がかかるかもしれません。

日本で買ったらすぐに食べよう

現在は、ヨーロッパからたくさんのチーズが輸入されています。ルイもチーズショップで手軽に買うことができるでしょう。ウォッシュタイプのチーズは、熟成期間が長くなるほど、匂いが増していきます。「では、買ったばかりのものを食べれば、匂いに邪魔されることなくおいしさを味わえるのでは?」と思うかもしれません。しかし、ヨーロッパで作られたチーズが日本に来るまでには、何日もかかっています。しかも、ヨーロッパで何日かは熟成されているはずですので、日本に到着した時点で熟成がかなり進んでいると考えたほうが良いでしょう。ですから、日本のチーズショップでルイを買ったら、できればその日に食べてしまいましょう。あまり長い間置いておくと匂いが強くなりすぎて、チーズが大好きな人でも食べるのが辛くなってしまいます。

赤ワインと合わせて

ウォッシュタイプは匂いが強いですので、合わせるお酒が難しそうに見えます。しかし、しっかりとした腰のある赤ワインと合わせると、不思議と匂いがそれほど気にならなくなるでしょう。ブルゴーニュはワインの産地です。赤ワインも名品がたくさん出荷されていますので、自分好みの一品を見つけてみるのも面白いでしょう。また、ルイは塩味も強いチーズです。そのまま食べるのは辛い。という場合はクラッカーやジャガイモと合わせてみてください。特にジャガイモはルイの塩気を柔らかく包み込み、コクとうまくマッチしてくれますので、とても美味しいですよ。うっかり熟成させ過ぎて、匂いが強くなりすぎてしまった、という場合は、表皮を厚く剥くか、表皮をくりぬいてなかのチーズを別の場所に移して食べましょう。ウォッシュタイプで匂いがするのは表皮だけですから、匂いが弱まります。

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