クワルク

ドイツのフレッシュチーズ「クワルク」

クワルク

ナチュラルチーズにはできあがってから熟成期間を経て出荷されるものと、できあがってすぐに出荷されるものがあります。後者は「フレッシュチーズ」と呼ばれ、ヨーグルトのようなさっぱりとした味が特徴です。クワルクはドイツ産のフレッシュチーズ。おかずやお菓子など色々な料理に使われます。

ドイツ全土で作られているフレッシュチーズ

ドイツ全土で作られている熟成をさせないクワルクはフレッシュチーズです。牛の生乳から作られるものが多いですが、ヤギのみつくから作られるクワルクもあるとか。タンパク質凝固物質を加えて生乳を固め、熟成をさせずにそのまま出荷するフレッシュタイプのチーズはヨーロッパ全土で作られていますが、クワルクの最大の特徴は生乳を乳酸菌発酵させてから温めて凝固させるという製造方法です。クワルクの歴史は非常に古く、伝統的な作り方はタンパク質凝固物質ではなく、クエン酸を加えて凝固させます。その為、伝統的なクワルクは大変酸味が強いのだそう。しかし、現在はタンパク質凝固物質を加える製法が主流になり、酸っぱさもマイルドになっているそうです。

選べる脂肪分

フレッシュタイプのチーズは脂肪分が低いものが多く、ダイエット向きと言われていますが、クワルクは脂肪分が10%以下の低いものから50%以上もある高脂肪のものまで種類が豊富です。製造過程でクリームを加えることによって脂肪分を調整しているので、このように同じチーズでも色々な脂肪分のものが作れるのですね。クワルクは脂肪分が低いものは純白に近い色をしており、脂肪分が高いものほど黄色がかってクリーム色になっていきます。料理や食べ方、健康状態によって使い分けることができるのはうれしいですね。

日本の大手メーカーも生産していた?

フレッシュタイプのチーズは水分が多い分日持ちがしません。ですから外国産のものは輸入が難しく、チーズショップなどでもなかなか手に入りにくいのが現実です。しかし、クワルクは一時期日本の大手乳製品メーカーが商品化していたのです。残念ながら現在では製造は終わってしまったのですが、ちょっと意外でしたね。しかし、現在でも牧場に付随している小さな工房などでクワルクが作られています。道の駅などに出荷している工房もありますし、インターネット通販をしているところもありますので、興味がある方は探してみてください。

手作りもできる?

各地で開催されているドイツ料理教室などでは、クワルクを手作りしているところもあります。プロが作るものとそん色ないものが作れる、というわけにはいかないのでしょうが、本場の味に近いものは作れるでしょう。お料理に興味があるという方は酸化してみても面白いですよ。クワルクは料理に、お菓子にと大活躍するチーズです。日本のお豆腐のようなものですね。お肉、野菜、果物と合わせられるものが幅広いので、使い方をマスターすると料理のレパートリーがぐんと広がるかもしれません。食べたり作ったりする機会があったらぜひチャレンジしてみてください。また、ドイツを旅行した時はいろいろなところで食べる機会に恵まれることも多いでしょう。

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