ピエダングロワ

脂肪分62%のまろやかな味わい「ピエタングロワ」

ピエ ダングロワ

ねっとりとした舌触りと濃厚なうまみが特徴のウォッシュチーズ。しかしその反面きつい匂いや独特のクセがどうしても受け付けない、という方もおられます。そんなウオッシュチーズが苦手な方にもお勧めなのがこのピエタングロワなのです。

歴史は古いけれど食べやすいチーズ

ピエタングロワはフランスのブルゴーニュ地方で14世紀から作られているウォッシュタイプのチーズです。元々は修道院で作られていたもので、時代が下るとともに生産者が増えていきました。歴史あるウォッシュタイプのチーズというと、表面がべたべたとしていて匂いが強く、旨みと共に強い癖のある味を盛ったものが多いのですが、ピエタングロワは「本当にウォッシュタイプのチーズなの?」と首をかしげたくなるほどまろやかな味わいです。

脂肪の高さもまろやかさの秘密

一般的なウォッシュチーズはお酒や塩水で表面を洗いながら熟成させますが、ピエタングロワは一度塩水でチーズの表面を洗った後、もう一度真水で洗いなおしてから熟成させます。その為に表面がべたべたしたり、独特の発酵臭が抑えられてまろやかなあじわいになるのですね。また、脂肪分が62%と高めなこともまろやかな口当たりの秘密です。

シロカビタイプとウォッシュタイプの中間のような味わい

ウォッシュタイプというと表面がオレンジ色をしたものが多いのですが、それはアナトー色素で着色をしているせいでもあります。ピエタングロワの表面はなめらかなミルク色でそれだけを見ると白カビタイプのチーズのようです。室温にしばらく置いておくと内部がとろりとしてくるのでそれが食べごろの合図です。脂肪分が高いだけあってミルクの風味とうまみが凝縮したような味わいがあり、外国産のフレッシュチーズが初めて、という方でも美味しく食べることができるでしょう。「匂いがあまりない」と上記しましたが、それでも熟成が進むにつれて若干の匂いがでてきます。でも、他のウォッシュタイプのチーズのように、味が分からなくなるほどの臭い、というほどではありませんので安心してください。

簡単に入手できるのも魅力のひとつ

外国から輸入されるフレッシュチーズの中には、チーズの専門店やインターネット通販でないと手に入らないものも多いのですが、ピエタングロワは輸入食品を豊富に取り扱っているようなスーパーでも手に入れることができます。これは、フランスでも近年は癖のないチーズが人気でたくさん生産されているからでしょう。AOC(フランスの原産地呼称統制)に認定されているチーズのほうが何かと注目を集めることが多いですが、たとえ工場生産品であっても人気があって生産量の多いチーズもまた別の魅力があるものです。ピエタングロワはひとつ200グラムとチーズとしては普通サイズですが、脂肪分が多いのでひとりで一度に全部食べるのは難しい方もいるでしょう。今はお店によってはハーフサイズも売られていたりするので、少人数のご家庭の方はそちらの方がお勧めです。ワインに合わせるのならば、フルーティーな赤ワインや辛口の白ワインが良くあいます。脂肪分が多いですので、後口が軽めのワインのほうがお勧めですよ。バターのようにパンに塗って食べても美味しくいただけますので、胚芽パンなど酸味の強いパンを薄切りにして添えてみてください。

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