プティ ブリ ポワブル

黒コショウをたっぷりまぶしたシロカビタイプのチーズ「プティ ブリ ポワブル」

プティ ブリ ポワブル

AOC(フランスの原産地呼称統制)に認定されるような昔ながらのチーズも良いものですが、主に第二次世界大戦後に盛んに作られるようになった新しいチーズも、それぞれに個性があって面白いものです。プティ ブリ ポワブルはシロカビタイプのチーズですが、表面にびっしりと黒コショウがまぶされたおつまみタイプのチーズなのですよ。

滑らかな舌触りとこしょうの辛みがアクセントになっているチーズ

フランスのイル・ド・フランス地方で作られている牛の生乳を原料としたプティ ブリ ポワブルは、シロカビタイプのチーズです。この地方はブリーチーズの産地としても有名ですね。実はプティ ブリ ポワブルはブリーチーズをもとに作られているのです。しかし、こちらのチーズは作る過程で生乳に生クリームを加えるダブルクリーム、という製法がとられています。ですから脂肪分が60パーセントと一般的なチーズよりも少し高めになっており、舌触りが滑らかです。プティ ブリ ポワブルのもうひとつの特徴は外皮にたっぷりとまぶされた粒こしょう。滑らかな舌触り胡椒のピリッとした刺激、それに高い脂肪分はまさにおつまみ向けですね。

外皮ごと召し上がれ

シロカビタイプのチーズは外皮ごと食べるものですが、外皮には独特の苦みやえぐみがあるために外して食べる方もいるでしょう。プティ ブリ ポワブルは外皮と内部を一緒に食べてこそ本当の美味しさが味わえるチーズです。外皮はブリーやカマンベールチーズよりも乾燥していてやや厚めです。しかしエグミや苦みは少なく一口かじるとピリッとしたこしょうの辛さをまず舌に感じて次に滑らかな脂肪の甘みが辛さを包み込んでくれます。高い脂肪分のお蔭でたっぷりとついているこしょうの辛みは思ったほど感じません。辛いものが苦手な方も安心ですよ。

合うのはビールだけじゃない?

高い脂肪分にピリッとした辛みのあるチーズに合う飲み物といえばなんといってもビールでしょう。日本の大手メーカーが作っている金色のピルスナータイプはもちろんのこと、黒ビールに代表されるエールタイプのビールと合わせても良いでしょう。夏はさっぱりとしたピルスナー、冬はコクのあるエールと季節に乗って飲み分けるのもお勧めです。また、カベルネ・ソーヴィニヨン種主体などの黒コショウに誓う風味のある赤ワインとも良く合います。さらに最近人気が高まっているウィスキーのソーダ割り「ハイボール」との相性もバッチリですよ。でも、プティ ブリ ポワブルは単におつまみだけで終わらせてしまうのはもったいないです。お酒が飲めない方やお子様にお勧めなのがサンドイッチ。こしょうの辛みはパンや野菜に包まれてかなり緩和されますし、辛いものがお好きな方はチーズを増やせばこしょうの風味も十分に楽しめます。普通のサンドイッチ用のパンで作るのも良いですが、クルミやレーズンの入ったものやドイツパンのように酸味のあるパンにしても美味しいですよ。付け合わせの野菜もトマト、レタス、玉ねぎ、オリーブとお好みでどうぞ。たくさんはさんでもチーズの風味がかき消されてしまうということはありません。お弁当や朝食にしても良いですが、一口サイズのサンドイッチにすれば、ホームパーティーの素敵なオードブルにもなります。

この記事を読んだ方におすすめの記事はコチラ