オレゴンゾーラ

お手本にしたチーズが一目でわかる「オレゴンゾーラ」

オレゴンゾーラ

ヨーロッパではある場所でおいしいチーズが作られると、そのチーズをお手本にしたチーズが各地で作られることは珍しくありません。オレゴンゾーラもそんな有名なチーズをお手本にしたチーズなのですが、いったい何をお手本にしたのかは、名前を見れば一目瞭然ですね。

アメリカ生まれのアオカビタイプのチーズ

オレゴンゾーラは名前の示すようにアメリカのオレゴン州で作られている牛の生乳を原料としたアオカビタイプのチーズです。世界三大ブルーチーズのひとつ、イタリアのゴルゴンゾーラをお手本に作ったチーズなのですが、名前がストレートすぎるような気もします。しかし味はいたって真面目で黙って出されたらゴルゴンゾーラ?と思ってしまいそうなほどよく似ています。きっとアメリカでは料理の食材やワインのおつまみとして重宝されているのでしょう。

アメリカらしいビックサイズ

アメリカのチーズ生産の歴史は移民と同時に始まりました。イギリスやイタリアからの移民が多かったので、チーズ作りも端役から行われていたようです。特にチェダーチーズは、長期保存が効き、余計なクセがなく万人に受け入れやすい味ということでアメリカ全土でも盛んに作られるようになりました。また、軍隊の糧食としてもチーズは重宝され、チーズを粉末にしたチーズパウダーなども開発されたのです。しかしその一方でアメリカの独自のチーズも開発されました。日本でもおなじみのフレッシュタイプのチーズクリームチーズはアメリカで開発され全世界で広まったチーズです。また、アメリカにも優秀なチーズ職人がいて、「職人手作りのチーズ」も作られています。オレゴンゾーラもそうした職人の手によって作られたチーズ。顔写真が添付されているパッケージもあるので、おそらくこの人たちが作ったと思われます。オレゴンゾーラは一個が約5キロもあるアオカビタイプのチーズとしてはかなり大きなサイズ。いかにもアメリカらしいですね。売るときは100グラム単位で売られていますが、一度丸のままのものを見てみたいものです。

ゴルゴンゾーラとよく似た味わい

オレゴンゾーラはゴルゴンゾーラを元にして作られただけあって、ゴルゴンゾーラとよく似た味わいです。しかし。ゴルゴンゾーラよりもグラムあたり百円近く安く買えるのが魅力ですね。ゴルゴンゾーラをたっぷり食べたい、でもお財布が厳しい、というときはオレゴンゾーラを買ってみるのも良いでしょう。そのまま食べる他にパスタにしたりサラダにしたりと幅広く使えるチーズです。また、他のチーズと合わせて熱を加えてチーズフォンヂュにしてみると大人の味になります。

甘くしてみても美味しい

ヨーロッパではアオカビタイプのチーズにジャムやはちみつを添えて、甘くして食べることも一般的に行われています。塩味の強いチーズに甘いジャムの組み合わせは、慣れるまでは奇妙な味に感じられるかもしれません。しかし、慣れると美味しく感じるんですよ。オレゴンゾーラも同じように甘みをつけたりチーズケーキの材料にしても美味しいでしょう。お酒に合わせる場合は甘口の白ワインをチョイスしてください。日本では重めの赤ワインを勧められることも多いですが、白ワインのほうがアオカビタイプのチーズの個性が引き立つ感じがします。

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