マンステルチーズ

フランス東部の山中で作られるマンステルチーズ

マンステルチーズ

マンステルチーズはフランスの東部にあるマンステルが原産地のチーズです。かつてこの場所には修道院がありましたが、ここを建てた修道士がチーズを作るようになったのが始まりと言われています。時代としては7世紀の頃と言われていますので、その歴史はとてつもなく長いものがあります。ウォッシュチーズの一種で、この地方唯一のAOC認定のチーズでもあるのです。AOCはフランスの農業製品につけられる品質保証であり、製造過程はもちろん、完成品の品質評価をおこなっており、条件を満たしたもののみが販売されることが許されています。つまり、マンステルチーズはその製法などが厳密に管理されていて、基準を満たさない物が生み出されてもそれを売り出すことはできないようになっているのです。そのような安心感もあるのがマンステルチーズなのです。マンステルはドイツの国境にも近い場所にあることからフランスだけではなくドイツ国内においても多くの人に知られています。また、ドイツ側でも製造がされるようになっており、最近ではこのマンステルチーズにフランス風の製法とドイツ風の製法がありますが、やはり元祖はフランスのマンステルチーズなのです。どちらも食していいのでしょうが、元祖はフランスであることは知っておきましょう。

ウォッシュチーズ独自の濃厚な香り

マンステルチーズはウォッシュチーズの一種ですが、独特の強い香りを有しています。ウォッシュチーズはその名の通りにチーズの表面を何度も塩水で洗っていく製法のチーズですが、それによって独特の風味付けに役だっているのです。独特の香りとは言ってもきつい香りという意味ではなく、その風味は意外性を感じるほどにマイルドなのです。このような風味も多くの人が気に入っている理由のひとつと言われています。また、表皮の部分がオレンジ色で内側は白いです。このような色合いが気に入っているという人もたくさんいますので、見た目としても楽しんでみてください。マンステルチーズをそのまま食している人も多いのですが、何かしらの料理に食材のひとつとして入れて楽しんでいるという人もたくさんいらっしゃいます。やはり、その香りがそのままでは苦手という人もいますので、まずはそのままの状態で食べることにチャレンジしてみた上で、厳しいと感じたら他の料理に入れてみるというパターンがいいのかもしれません。また、ウォッシュチーズのために表面がネバネバしているなどということもなく、食感としても味わい深いものがあるのではないでしょうか。まずはそのまま食してみてください。

本場ではジャガイモと食べる人も多い

このマンステルチーズは本場では皮付きのジャガイモにかけて食べることがあるそうです。日本で言うところのじゃがバターのような食べ方で、熱々のじゃがいもにマンステルチーズをかけて食べるのです。じゃがバターの場合にはバターをかけるわけですが、その代わりに細かくしたマンステルチーズをかければそれで終了です。大人から子供まで多くの人びとが食べているようですし、簡単に作れるということで地元風のマンステルチーズの食べ方として広まっているのです。また、デザートのような感覚でマンステルチーズを食べるという方法もあるのです。冷やしたマンステルチーズに甘い蜜などをかけて、そのまま食することでデザート感覚でその濃厚な味わいを堪能することができるはずです。その際にはワインが相性がいいのは間違いありませんから、自宅で食するのであればこのような食べ方もオススメです。修道士が生み出したマンステルチーズですから、そのような思いを受け取りながら静かな時間を過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。ウォッシュチーズ独自の風味を味わい、その食感や色合いを楽しみ、素敵な時間を過ごしてみてください。そして、今後は様々な食べ方にもチャレンジしてみてください。

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