モンテ・エネブロ

見た目はまるで丸太のようなチーズ「モンテ・エネブロ」

モンテ・エネブロ

ヨーロッパのナチュラルチーズ、というと何百年も前から作り続けられてきたもの、というイメージがありますが、新しいチーズも開発されているのです。モンテ・エネブロもそのひとつ。1990年代に作られたヤギの生乳を原料としたシェーブルタイプのチーズです。

スペインでは珍しいヤギのチーズ

カニティーニャ・イ・レオン州で作られているヤギの生乳を原料としたモンテ・エネブロはシェーブルタイプのチーズです。スペインはヒツジの生乳や、複数のミルクを混ぜ合わせた混成乳のチーズが多いので、ヤギの生乳100%のチーズは珍しいです。このチーズは隣国のチーズ大国、フランスを意識して1990年代の初めに作られたそうですが、確かに形がスペインのチーズというよりはフランスのチーズによく見られる円筒形をしたいます。日本ではモンテネブロという名前で一時は輸入されていました。

まるで丸太のような外見

モンテ・エネブロはシェーブルタイプのチーズには珍しく、一個の大きさが1キロほどある大きなチーズです。モンテとはスペイン語で山、エネブロは針葉樹の一種を指すのですが、乾燥防止のために灰を塗りそこに自然のカビが生えたチーズの様子はまるで山から切り出されたばかりの丸太のようです、初めて見る方は「これ、本当にチーズ?食べられるの?」と思う方もいるかもしれませんがナイフを入れると一転して真っ白な美しい内面が現れます。通常お店では100グラム単位で切り分けて売られていることが多いですね。

はちみつや白ワインと合わせて

日本ではチーズはハムや野菜に合わせて食事として食べられますが、ヨーロッパではジャムやはちみつを添えてデザートとして食べることも多いです。とくにシェーブルタイプのチーズは、はちみつと相性が良いため、「買ってみたけれど酸味がきつい」という方ははちみつを添えて食べてみましょう。また、クリーミーなチーズですのでバターのようにパンに塗って上からはちみつを垂らすと一風変わったオープンサンドイッチになります。ワインに合わせるならば赤ワインよりも酸味の強い白ワインがお勧め。甘さを加えたチーズとワインが以外と合うのです。試してみてくださいね。

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