イベリコ

スペインで最もポピュラーなチーズ イベリコ

イベリコ

イベリコというと日本では豚、というイメージが強いですがスペインで最もポピュラーなチーズもイベリコという名前なんです。ハードタイプでクセがなく、日本人の舌にもなじみやすい味なんですよ。

スペインではポピュラー?3乳混合

チーズというと、牛なら牛、ヤギならヤギと一種類のミルクで作るのが普通ですが、スペインではヒツジとヤギと牛の乳を混ぜ合わせた3乳混合のチーズも多いです。これは、スペインが牛よりも羊やヤギの飼育が盛んだったことと、ヤギやヒツジの出産の時期が限られているため、ミルクが出る時期も同じように期間限定なので、1年を通して安定してチーズを供給するためなのです。複数のミルクを混ぜ合わせたチーズなんて味の想像がつきませんが、これが不思議とマイルドな味わいでヤギのミルクの独特のクセなどきれいさっぱり消えてしまっています。

マリボーやエダムチーズのようにクセのない日本人好みの味

外国産のナチュラルチーズの中には、独特のクセや味、匂いのあるものが多く、好き嫌いが別れるものも多いですが、イベリコチーズは羊のミルクのコクと牛乳の甘さが合わさったようなクリーミーな味わいがします。黙って出せばマリボーやサムソーと間違える人もいるかもしれません。日本人の舌にも良く合いますので、料理に使用しているレストランも多いとか。また、複数のミルクを混ぜ合わせて作るので、製造会社によって微妙に味が違うのも面白いです。同じイベリコチーズを会社別に買ってきて食べ比べをしてみるのもお勧めですよ。

海外旅行のお土産としても

イベリコチーズは種類でいうとハードタイプのチーズになります。ひとつの大きさが約3キログラムと大きなもので、カットされて販売されるのが一般的です。賞味期限が長いので、海外旅行のお土産としてもお勧めです。真空パックされたものと、オリーブオイルにつけられたものがありますから、お好みに応じてどうぞ。もちろん日本にも輸入されていて、100g1200円前後で売られています。また、セールなどでお安くなることも多いので。手に入れやすいチーズといえるでしょう。最近人気のバルでも薄く切っておつまみとして出されたり、料理にかけられたりすることが多いので、知らず知らずのうちに口にしているかもしれませんね。

調理方法はさまざま

癖のないハードチーズというのは、使い勝手の良さでも重宝しますね。
そのまま食べるのはもちろんのこと、サンドイッチにしたり料理に使っても美味しくいただけます。また、サラダのコクをつけるのにもスペインではよく使われます。パルジャミーノレッジャーノのように、すりおろしてかけても美味しいですが、オリーブオイルにつけたものをパラパラと降っても良いでしょう。お酒に合わせるのならば、ワインはもちろんのこと、ビールや日本酒にも良く合うでしょう。意外なところでは、自家製のスモークチーズの原料にする、という方もいます。スモークされたイベリコチーズは独特の香りがついて、さらにお酒との相性がよくなります。ウイスキーやブランデーなどの濃い蒸留酒と一緒にチーズを楽しみたいときは、スモークしてみてはいかがでしょうか。最近は家庭用のスモーク器具なども出ていますから、誰でも簡単にスモークチーズを作ることができます。