キュレ・ナンテ

フランス革命が生んだチーズ キュレ・ナンテ

キュレ・ナンテチーズ

フランスの名塩「ゲランドの塩」で洗われたキュレ・ナンテはウォッシュタイプ初心者にも食べやすい、優しい味のチーズです。

フランス革命が誕生のきっかけ

キュレ・ナンテはフランスのブルターニュ地方、ロワール河下流のナントで生まれたウォッシュタイプのチーズです。このチーズが誕生したのは、フランス革命の頃、ヴァンテより逃れてきた司祭が作ったのが始まり、と言われています。ちなみに「キュレ」とはフランス語で「司祭」を意味します。実はこのチーズ、一度生産が途絶えてしまっていたのですが、1978年にル・キュレ・ナンテ社を創立したジョルジュ・パトラ氏の努力によって再び生産が始まりました。この会社は最初は夫婦二人で細々と始めたものだったそうですが、現在では8名の職人さんが働くまでになり、世界中へ美味しいチーズを送りだしているのです。

表皮を磨くのはフランスの名塩

キュレ・ナンテはウォッシュタイプのチーズですので、表面を塩水で洗いながら熟成させます。この時に使われるのがフランスの名塩として名高い「ゲランドの塩」この塩であらわれるせいか、キュレ・ナンテからはほのかに海の香りがするのだとか。でも、このチーズが大好きな日本人の方は「納豆の匂いがする」と言う人が多いのです。果たしてどちらが本当なのでしょうか。

ウォッシュタイプ初心者向けのチーズ

キュレ・ナンテはウォッシュタイプの中でもかなり食べやすい部類のチーズです。もちもちとした食感と、甘いミルクの味が特徴で、ウォッシュタイプ特有の塩辛さやクセのある風味はあまりありません。熟成が進むとナッツのようなコクとなぜかお醤油にも似た風味がでてきます。初めてウォッシュタイプのチーズを食べる、という人や、一度挑戦してみたけれど受け付けなかった、という人にお勧めです。

日本酒に合わせてみて。

海の香りとも納豆の香りとも感じられる匂いを纏い、適度にコクのあるキュレ・ナンテは辛口の白ワインやミディアムボディの赤ワインとあわせても美味しくいただけますが、日本酒との相性もぴったりです。辛口淡麗の日本酒と一緒にチーズを食べると、海の香りが一層引き立つことでしょう。ほんの少しわさびをつけてみるとピリッとした風味がチーズの旨みをより引き出してくれるでしょう。また、本場フランスではワインの他にビールに合わせて楽しむ人も多いです。その場合は少々胡椒をふってたべるとより美味しくいただけます。

ジャガイモといっしょでも

ウォッシュタイプのチーズは、そのまま食べるのが一番おいしい、と言われますがこのキュレ・ナンテはジャガイモとの相性も抜群なんです。ジャガイモをレンジで数分間加熱したものに、キュレ・ナンテをつけて食べても良いですし、ジャガイモの上にうすぎりにしたチーズを散らしてオーブンで焼いても美味しくいただけます。どちらも栄養価が高いですから、お酒のおつまみとしてはもちろん、夕食の一品としてもじゅうぶんでしょう。クセがないので子供でも美味しくいただけます。また、バケットを薄く切ったものに乗せて焼いても美味しいですよ。一風変わった所では、うすくきったおもちやおかきの上にのせてもなかなかいけるそうです。

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