ブリ・オ・グランマルニエ

人気上昇中のケーキのようなチーズ「ブリ・オ・グランマルニエ」

ブリ オ グラン マルニエ

チーズ大国フランスでは、何百年も変わらぬ製法で作り続けられるチーズがある一方で、新しいチーズも次々と開発されています。ブリ・オ・グランマルニエもそのひとつ。近年人気急上昇中のケーキのようなチーズです。

チーズでチーズをサンドイッチ?

イル・ド・フランス地方で作られているブリ・オ・グランマルニエは、シロカビタイプのチーズなのですが、その作り方は一風変わっています。マスカルポーネにグラン・マニエルで風味付けしたものを、未熟性の状態のチーズにサンドしたうえ、シロカビを吹き付けて熟成させたうえ、オレンジピールを飾って完成させます。グラン・マニエというのはコニャックにオレンジの蒸留エキスを加え発酵させたお酒ですから、さわやかな香りと風味がチーズに移って脂肪分が多いながら軽やかな味わいを醸し出しています。このチーズは1938年創業の乳製品メーカー、ルゼール社のオリジナル商品。この会社は新しいチーズの開発に意欲的で、ブリ・オ・グランマルニエの他にも胡椒入り、マスタード入りなど新しいチーズをいくつも商品化しています。

まるでケーキのような味わい

マスカルポーネはあの有名なイタリアのお菓子ティラミスの材料。グラン・マニエもお菓子の香りづけに使われることの多いお酒です。この2つが使われているブリ・オ・グランマルニエはシロカビタイプのチーズでありながら、まるでレアチーズケーキのような味わいがあります。といっても、本当のケーキのようにはっきりした砂糖由来の甘さではなく、ミルクの自然な甘さなので、オードブルやおつまみとしても美味しくいただけます。また、伝統的な製法で作られたチーズのように独特のクセもなくクリーミーで食べやすい味ですから、外国産のナチュラルチーズが苦手という方にもお勧めです。大手デパートなどに入っているチーズショップの他、外国製の食品を扱っている大きめのスーパー、ネット通販などでも手に入ります。熟成が進むにつれて味が極端に変わる、というタイプのチーズではありませんが、マスカルポーネをサンドしている部分がシロカビタイプのチーズですので、長く置きすぎていると独特の苦みやえぐみ、アンモニア臭が出てくる場合があります。フランスから日本に輸入されるまでにすでに出荷されてから日数がたっていますので、買った後はできるだけ早く食べきってしまいましょう。

スパークリングワインで一層華やかな味わいに

ブリ・オ・グランマルニエをワインと合わせる場合は、スパークリングワインがお勧め。炭酸の効果でチーズに加えられたグラン・マニエのオレンジの香りがより一層華やかに感じられます。白ワインやロゼワインのようにあまり渋みがないもののほうが、グラン・マニエの風味を損なわずに済むでしょう。もちろん、特別な日にはスパークリングワインをシャンパンにグレードアップしてみるのもお勧め。また、グラン・マニエをちびちびと飲みながら、ブリ・オ・グランマルニエをつまむのも良いでしょう。チーズとお酒、両方に含まれたオレンジの香りがたまりません。かんきつ類のお好きな方でしたら病みつきになるのではないでしょうか。また、お酒が弱い方はコーヒーや紅茶に合わせても良いでしょう。

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