ブル・ディ・ランツォ

渋みのある赤ワインに合わせると美味しい「ブル ディ ランツォ」

ブル・ディ・ランツォ

ヨーロッパ産のナチュラルチーズを食べなれてくると、少し特徴のあるチーズを食べたくなる、という方も多いでしょう。ブル ディ ランツォはそんな方にお勧めのチーズ。ワインとの相性もバッチリです。

パセリ状のアオカビが広がるチーズ

イタリアのランツォ渓谷で作られている牛の生乳を原料としたブル ディ ランツォはアオカビタイプのチーズです。アオカビタイプのチーズというと、乳白色のねっとりとしたチーズの中にアオカビが点々と生えている、というイメージが強いですがこのチーズは茶色っぽい表皮をしており、チーズ本体はクリーム色でアオカビがパセリの葉っぱのような形で広がっています。ほろほろとした食感で口の中で崩れていく様子は、アオカビタイプのチーズとしては珍しいですね。

程よい塩味とシャープな辛み

アオカビタイプのチーズは、塩味が強く辛みを感じるものが多いです。最近ではマイルドで食べやすいものも増えましたが、ブル ディ ランツォは塩味も辛みもどちらもはっきりと感じられるでしょう。ですからアオカビタイプのチーズが大好きという方や、ヨーロッパ産のナチュラルチーズがだいぶ食べなれてきたので、ちょっと変わったものが食べたいという方にはぴったりです。

パンと相性が良いのもポイント

ブル ディ ランツォを買ってみたけれど予想より辛みや塩味が強すぎてそのまま食べるのはちょっときつい、という方はぜひパンと合わせてみましょう。アオカビタイプのチーズはそのはっきりとした特徴から調味料代わりに使われることも多いのですが、ブル ディ ランツォは特にパンとの相性が良いのです。ピザやパスタのソースにするにはひと手間くわえなければいけませんが、パンならば乗せるだけで大丈夫。ふわふわの柔らかいパンよりもドイツパンのように硬くて酸味の強いものの方がチーズの強さに負けないでしょう。フランスパンの上に乗せてトーストにしても良いですね。

渋めの赤ワインと一緒にどうぞ

ヨーロッパではアオカビタイプのチーズは甘めの白ワインと合わせたり、はちみつをかけて甘くして食べることが一般的です。チーズケーキの材料としても良く使われるんですよ。日本でも甘いものとしょっぱいものの組み合わせの料理はありますが、あまり塩味が強すぎるものは甘みと混ぜ合わせてもちょっと食べにくいですよね。塩味と辛みがアオカビタイプのチーズと甘いワインの組み合わせは「美味しい」と思えるまでに少し時間がかかるかもしれません。そこでお勧めなのが渋めの赤ワインとの組み合わせです。チーズ自体が強い個性を持っているのでフルボディの赤ワインと合わせてもチーズの味が消えることなく旨みを膨らませあってくれるでしょう。また、お酒が飲めない方は濃くいれたコーヒーや紅茶、意外なことにウーロン茶などと合わせても美味しいのです。ヨーロッパではチーズはデザート扱いですが、食後にコーヒーやお茶とブル ディ ランツォを合わせて甘みのないデザートとして楽しんでみても良いかもしれません。もちろん慣れた方ははちみつと合わせたり、ジャムを塗ったりして甘みとしょっぱさのコラボレーションを楽しんでみてくださいね。

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