チーズの成分

用途によって使い分けよう

チーズはさっぱりしているものからこってりしているものまで、様々なものがあります。 また、チーズの種類によって食べ方や相性が良いものが違いますよね。それはいったいなぜでしょう。

チーズによって異なる成分

チーズはタンパク質と脂質、そしてビタミンとミネラルからできています。しかしチーズによってその配分は異なっているのです。一例をあげると参考として

■チェダーチーズ(100gあたり)
エネルギー 423kcal
たんぱく質 25.7g
脂質 33.8g
カルシウム 740mg
ビタミンA(カロテン) 210
ビタミンA(レチノール) 310
ビタミンB2 0.4mg
0.3mg
■カッテージチーズ(100gあたり)
エネルギー 105kcal
たんぱく質 13.3g
脂質 4.5g
カルシウム 55mg
ビタミンA(カロテン) 20
ビタミンA(レチノール) 35
ビタミンB2 0.15mg
0.1mg

です。こうして比べてみるとタンパク質と脂質の量が随分違いますね。一概には言えませんが、脂肪分やタンパク質が多いチーズのほうがコクがあり、いかにも「チーズ!!」という味がします。逆に、少ないほうがさっぱりとしていて料理に利用しても素材の味を殺すことがありません。

種類によって使い分けよう

たとえばフレッシュチーズであるカッテージチーズやモッツアレラチーズはさっぱりしていてそのまま食べるには物足りませんが、お菓子や料理に使うと他の食材とお互いの味を引き立てあいます。また、食事制限がある人がチーズを食べたい、と思ったときにも脂肪分が少ないものがおすすめです。逆に、お酒のおつまみにしたり、チーズそのものの個性的な味を楽しみたい場合は、タンパク質や脂肪分が豊富なチーズを選ぶとよいでしょう。

塩分にも注目しよう

生乳の栄養素をギュッと圧縮したチーズですが、忘れてはいけないのが塩分です。これも熟成が必要なチーズほど高い傾向にあります。また、ロックフォールに代表されるアオカビタイプのチーズも、カビを繁殖させるために塩分が必要なので、他のチーズよりも若干高めです。といっても、100グラム中2.8グラム~3.8グラムくらいなので、ハムやベーコンなどと比べても特に高いとはいえません。でも、料理に使うのならば他の食材の塩分も気になるでしょうし、塩分の摂取をできる限り控えたいと思う人もいるでしょう。そんな方々は、塩分の強いチーズにカッテージチーズなどの塩分控えめなチーズを混ぜることで塩分を調整してみましょう。また、水切りをしたヨーグルトや、意外なことにお豆腐と合わせても同じような効果が得られます。また、料理に使うときは塩分を控えめにするとチーズを足してちょうどよい塩分になりますよ。

塩分控えめのチーズも次々と商品化

他のものを混ぜたり、塩分量をいちいち気にするのは面倒くさい。という人には塩分控えめのチーズがおすすめです。大手メーカーは今、塩分控えめのチーズの開発に力を入れているの、これからも新商品が次々と商品化されるかもしれません。また、塩分控えめの他にも、脂肪分カット、コレステロールカットなどを謳ったチーズもあります。コクや旨みも同時に少々控えめになりますが、自分の体調に不安のある方はぜひ試してみてください。また、やっぱりフレッシュチーズのコクや旨みがどうしても忘れられない、という人は、それらのチーズとフレッシュチーズを合わせて使ってみるとよいでしょう。ただし、塩分控えめのチーズはその分保存性が良くありません。必ず冷蔵庫に入れて、カビなどが生える前に早めに使い切るように心がけましょう。

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