青カビタイプチーズ

2000年前から作られていたブルーチーズ

青カビタイプ

ブルーチーズの歴史は古く、フランス最古のチーズともいわれています。なんと2000年も前のローマ時代の書物にブルーチーズの記述があるとか。古代ギリシャの神話にもチーズとワインの相性の良さが書かれていましたが、もしかするとローマの貴族たちもブルーチーズをおつまみにワインを楽しんでいたかもしれません。

誕生は羊飼いの置き忘れ!? 偶然つくられたチーズ

ブルーチーズの代表、ロックフォールには面白い伝説があります。フランスのロックフォール村に住む羊飼いがお弁当のチーズを洞窟に置き忘れてしまいました。後日羊飼いはカビまみれのチーズを発見しいったんは捨てようとしますが、もったいないのでカビを払って食べてみたらとても美味しかった……。これはあくまでも伝説ですが、いまだにフランスの原産地呼称統制(ACC)によると、ロックフォール村の洞窟で熟成されたチーズでないと「ロックフォールチーズ」とは名乗れないのだそうです。ですから、毎年シーズンになると洞窟内にはずらりとチーズが並ぶんですね。

きつい塩味はアオカビのために

ブルーチーズの特徴のひとつに、塩辛さがあります。もうちょっとマイルドな味だったらなあ、と思っている人も多いことでしょう。でもこの塩辛い味はアオカビが繁殖するためになくてはならないものなのです。白カビタイプのチーズの場合、カビはチーズの表面に繁殖します。ですからチーズを塩水に一度つけ、表皮の部分だけ塩分濃度を高めれば問題ないのです。しかし、アオカビはチーズの内部に繁殖します。この繁殖を手助けするためにある程度の塩分濃度が必要なのですよ。ですから、そのまま食べるには塩辛いブルーチーズの場合は、クセのないフレッシュチーズをませると塩味がマイルドになって食べやすくなります。

初心者にもおすすめできるブルーチーズ

ブルーチーズは白カビタイプのチーズや。フレッシュチーズに比べて風味や匂いが強いものが多いです。また、アオカビ独特のピリッとした刺激も好き嫌いが分かれます。チーズは好きなのだけれど、ブルーチーズだけは苦手、という人は案外多いのではないでしょうか。そこで、ブルーチーズの中でも初心者におすすめのものをいくつかピックアップしてみました。

ババリア・ブルー

一見すると白カビタイプのチーズですが、中にはしっかりとアオカビが入っている珍しいチーズ。アオカビの量は少なめで、白カビタイプのチーズに似た風味を持ち、両方のおいしさを合わせたチーズともいわれています。そのままで食べることのできるまろやかさもうれしい。

フルム・ダンベール

一見すると白カビタイプのチーズですが、中にはしっかりとアオカビが入っている珍しいチーズ。アオカビの量は少なめで、白カビタイプのチーズに似た風味を持ち、両方のおいしさを合わせたチーズともいわれています。そのままで食べることのできるまろやかさもうれしい。

ゴルゴンゾーラ

ロックフォールと同じ、ブルーチーズの代表格です。特にゴルゴンゾーラ・ドルチェと呼ばれるタイプのものは、アオカビが少なくクセもないので初心者にはおすすめでしょう。逆にゴルゴンゾーラ・ピカンテと呼ばれるタイプのものは、ゴルゴンゾーラの中でも癖があって刺激も強いタイプ。選ぶときに間違えないように注意しましょう。初心者向けの食べ方としては、はちみつをかける、フルーツの上に乗せる、などがおすすめ。甘いはちみつや果物の味をゴルゴンゾーラの塩味がピリッと引き締めてくれます。また、ドレッシングに混ぜたり、パスタやリゾットにしても美味しいですよ。

この記事を読んだ方におすすめの記事はコチラ